先日は二日目の話をあっさり終えてしまったけど、チャレンジ部門の人たちは私の一日目と二日目を一日で終わらせているらしく、椎葉越してる時に散々思ってたことがあったんだ。
一日で超級山岳を4本越えるなんて、ありえないんだけど。
昨年SR600やった時は同じようなことしてたわけだけど、あの時の自分もちょっと変だったんだろうな(笑)
さて、三日目の話だ。
この日は五ヶ瀬川沿いを高千穂に向かって登り、阿蘇外輪山を越えて二日ぶりに南阿蘇へ戻り、高森から箱石峠を越えて阿蘇へ、その後、産山,九重のアップダウンを繰り返す阿蘇満喫180kmコースだ(きつい
後半は長湯温泉を楽しみに必死にハンドルにしがみついてたよ。
この日の睡眠時間は5時間ほどだった。洗濯やらしていたら結構時間がかかってしまったのと、睡眠が浅くて寝ては醒めてを繰り返していたので、思い切って起床時間を1時間早めて4時40分ごろに再スタートすることにした。足の疲労感はあるのかないのか不明な感じだった。
出発を1時間早めたは良いけど、外は真っ暗で気温は4℃ほどで超寒い(笑)
陽がしっかり出るまでの2時間はこの寒さが続くのか。スタートしてしばらくは川沿いの寂しい国道386号を川のせせらぎを聴きながら進む。また、そよ風程度だが向かい風に加えて3日目で出力もあんまり出せずに、川の音と合わせて本当に寒い。顎がカタカタと揺れだしかけるほどだった。 インナーを一枚追加しようかと考えたが、日が出るまでと我慢我慢。代わりにタイヤに空気を入れて体を暖める!
1時間半ほどで国道386号を右折して、国道218号の五ヶ瀬川沿いへ。この辺りから陽が上りはじめて、五ヶ瀬川全体が見渡せるようになる。 高千穂鉄道の廃線跡もちらほら見える。哀愁漂う線路や駅の写真を撮っておけばよかったな。
1時間ほど朝の川沿いの道を独り占めしながら進むと、
3日目にして、ようやく折り返し地点だ。残念ながら、日之影温泉は活気が感じられない。後日、タクシーの運転手さんに聞いたところ、高千穂鉄道の廃線と共に活気がなくなっていったそうだ。台風で橋梁が落ちて廃線になる前までは1時間3本も列車が走るほど、乗客がいたそうな。
さて、ここからは高千穂に上がるため、ぐっと斜度が上がってくる。本日の終わることのない山岳区間の開始だ(涙 補給食の柿ピーをもそもそしながら、のろのろと登る。
8時半の時点で結構な靄がでていたので、国見ケ丘では雲海が見えたんじゃないかな。そんなことを思いながら、写真のファミマで第二朝食を摂った。にくまんと砂糖たっぷりのカフェラテが旨い!
世界農業遺産の棚田を横目に見ながら県道7号を進むと、
この先に西本宮(天岩戸)や天安河原宮があるけど、翌週立ち寄る予定があったのでこの日はここで写真を撮ったのみ。なお、岩戸川を渡った先の東本宮は天照大御神が岩戸から出られた際に最初に泊まった場所になる。
この後は、神話アグリロードを抜けて、高森へつながる国道へ復帰した。神話アグリロードは好い道なのだが、好い道と登りはやっぱりセットでキツかー。
高森へ至る国道は緩やかな登りが続くのだが、寝不足が祟って今一調子が出ない。胃腸の調子も落ちてきたような?色々不安を抱えながら登ったよ。今思えば、この辺りで脚が底をついたんだろうなぁ。
高森へ至る国道のデータ
ループ橋や長く続く緩斜面を何とか登りきって外輪山を抜けるトンネルを進むと、
帰って来たぞ阿蘇よ!
再びの阿蘇の雄大な姿に、ちょっと感動した。
ちょうど発車の時間だった
阿蘇だなぁ。360°山々!
箱石峠のデータ 平坦部除くと5%ぐらいの斜度
ゆるゆるとした登りを悪戦苦闘しながら登る。いやぁーもう脚なかったね。でも、箱石峠のダウンヒルは傾斜もカーブも眺望も最高でした。(駐停車禁止&私有地なので撮影はなし)
下り終えたらすぐに、
特に寄ることもなく、再スタート。阿蘇から一旦お別れをするために再び外輪山への登坂開始だ。
登ったやまなみハイウェイのデータ
迷わずインナーロー様でクルクル回して脚がないのをごまかしながら登る。この登りでの最大の敵は、羽虫だったw
滅茶苦茶飛んでて口に入る、息ができない(苦
服に何十匹も大量に取りつく(怖
今思えば、マスクして登った方がよかったんじゃないかってぐらい飛んでたよ。
何とか登り終えて、ミルクロードを産山村の方へ向かう。
注目! 風車の向き
勢いよく回る風車を眺めながらの逆風とガタガタ道のアップダウン。。。端的に言って素晴らしい風景も台無しな呪詛飛び交う区間でした(笑)
宿までのアップダウン区間データ・・・わかっちゃいたけど辛い。
何となくいい風景なのでパシャ(休憩)
国立公園って最高だなパシャ
楽しいけど辛い、そんな複雑な心境でもペダルだけは回して、
PC12 阿蘇くじゅう公園線開通記念碑 423.4km地点到着(感涙
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