リードタイムが何時間も残っていてもキツいものはキツイ。だって、家に帰って寝て覚めてもあちこち痛いし(汗
私にとってロングライドで終始楽しいと感じることができるのは200kmとか300kmまでだ。仮眠のことを考えなくていいから、寄り道もできる。
400kmは折り返すまでが辛いのと、ラスト50kmぐらいもちょっと辛い。
では、600kmは?
100kmまでは、脚は残っているが先が長いので不安だ。
200km越えた頃は、脚も無くなってきた上にまだまだ先が長くて絶望。
300kmで折り返して、ちょっと気持ちが上向く(本当にちょっとだけ)
400kmに達すると、眠いのに後12時間ぐらい残ってて嫌になる。
ここらが一番つらい。
500kmまで来ると、さすがにゴールが見えてきてリードタイム次第では気楽になるが、脚がすっからかんで全然進まない。
600kmでゴールすると、何とも言えない安心感に包まれる。
結論、600kmは1年に1認定で十分です!!!
辛いことばかりじゃないけど、、、 楽しい<辛い が成り立つw
さて、今回の600kmの話を書き留めておこうかと思うけど、その前に重要な話。
昨年後半から導入したAERO-R1に重大な欠点が発覚。
このヘルメットは快適性を保つために、メットの穴が前方寄りに大きく空いているのだが、この穴が私のオデコの位置にぴったり。
これで晴天の600kmを走り終えると、オデコに綺麗な斑点が3つほど付きました(笑)
<ようやく本題:前日>
朝6時スタートなので、いつものAZホテルに前泊です。
禁煙の部屋が空いてなくて、今回初めて禁煙の2段ベットの部屋だったのだが、ベットがちょっと狭かった。喫煙の部屋でも良いから次からはシングルの部屋にしよう。
<ブリーフィング~>
ブリーフィングが始まるが、福岡入りしているN島さんがやって来ない。これは寝坊DNSか?と期待するが、ブリーフィング終了と共に何とか到着。
(・д・)チッ 寝坊DNSすればよかったのにw
阿蘇にはokdさんがいたらフォトチェックはサインでもいいよと代表が言ってた。
いたら「okd参上」と書いてもらおう。
さて、スタート時刻になるが、、、誰も出発しないw
というわけで、先頭スタートです。
嘉麻峠の登り初めまでは先頭でした♪
先は長いというか、ボスは阿蘇山なのでゆっくりと嘉麻峠を攻略。
嘉麻峠を下り始めてしばらくすると、スマホホルダーがガタガタ揺れているのに気づく。
これはいかん、締め付けネジが緩んだみたいだ。
停車してネジを締め直す。
スマホが発射される前で良かった~。
<日田~由布:一人旅>
スマホホルダーの修理をしていたら、すっかり一人旅。
国道210号の川沿い&鉄道沿いの素敵な景観を楽しみながら進みます。
ここは九州の好きな道の一つですね。
天ケ瀬、九重をぬけて、水分峠近くまで淡々と進む。
道路脇の温度標識は19℃、、、おや、標識の裏に警官が。
何だろうと思いつつもしばらく進むと、突然私の前方50mに「止まれ」の横断幕が展開される!!!
俺か?と一瞬だけ思ったけど、若い兄ちゃんがネズミ捕りに掛っただけだった。
ご愁傷様です。
出会った出来事はこれぐらいで由布のPC-1に到着です。
<ウブヤマコワい>
PC-1には結構人がいてワイワイ。
今回のブルベは、参加者少な目で速い人が多いので、ほとんど人に会わないかなと思っていたが、そうでもなかった。
こっから先、過酷な区間なのでしっかりと補給を摂ります。
お蕎麦にプリンにヨーグルト、追加で行動食も買った。
さあ、いざ産山へ!
ishiishiさんと前後しながら、少しずつ進む。
冷たいドリンクを買ったりしながら、暑さをしのぎます。
ある程度登ると、産山のアップダウン区間へ。
ざっくりとしたコースプロフィールでは平坦に見えるのだが、平坦は全くない。風向きも良くなくて下りきった後の登り返しがしんどかった。
アップダウン区間って下りは一瞬なので、
ずっと登っている感覚に囚われるんだよなぁ(汗
途中ヘルメットの中に虫が入って来たりとハプニングもあったが、
それでも何とか産山クリアー!
<阿蘇ムカイカゼヒドイ>
初めての阿蘇パノラマラインだったのだが、感動した。
阿蘇の外輪山を初めて走った時も感動したが、その再来ってぐらい素晴らしかった。
ただし、残念だったのが向かい風、、、斜度もそんなにきつく無くて風さえなければもっと楽しめたのになぁ。
絶景!(ただし向かい風!!)
眼下には外輪山と阿蘇の町(変わらず向かい風!!)
圧巻の風景!(くどい様だが向かい風!!)
山の上とは思えない見通し
噴煙吹いとる
フォトチェック! okdさんがいないし!!
192km地点でリードタイムは2時間ないぐらい。
今回のコースの大半の登りが詰まっていた割には、リードタイムが取れてて一安心。後は流していてもリードタイムが増えていく区間だ。ようするに、ながーい消化試合だ。
<ダウンヒルから通過チェックへ>
バビューンと下って熊本の市街地へ。
市街地は思ったより車も少なくて快調かと思ったが、通過チェック手前の10kmほどの県道区間は、渋滞峠&猛スピード区間と難易度が高かった。
通過チェックに到着すると、見覚えのある車が、、、okdさんに似たとても親切な人がいました。ピンクじゃなかったんでたぶん別人です。とてもいい人だったなぁ。
おかげさまで気分すっきりナイトライドに切り替えられました。
ありがとうございました。
とても親切な人の「熊本駅まで送りますよ」という有難い申し出を断り再スタートです。
<PC-2へ、そして鹿島での大休憩>
再スタート後、しばらくするとkousukeさんに追い抜かれる。
このまま一人でだらだらナイトライドもいいけど、kousukeさんについてシャキッと次のPCに向かうのも悪くない。
というわけで、ついて行くことに。
長洲、大牟田、柳川へと進みます。
この辺りで誰か追いついてきたなと振り返ると、I本さんだった。
いつもなら先に行ってるのに、今回はI本さんは調子悪そうね。
昼間からずっと睡魔に襲われてるとか。
そのまま3人で、佐賀のPC-2へ到着。
リードタイムはあっという間に4時間に拡大。ここがPCでなくて、通過チェックだったら間違いなく手前のAZホテルで寝てたなぁ。
ほどほどに補給して、PC-2を3人で再スタートする。
私の目的地は鹿島のジョイフル。ここで大休憩だ。
しかし、10kmほど進むとI本さん離脱w
また眠気が来たのだろう。
kousukeさんと去年の1000kmの話などをしていると、あっという間に鹿島のジョイフルに到着。kousukeさんとは、ここでお別れ。
大休憩中
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殺気を感じて覚醒。
振り向くとk-coさんがご来店。
もうちょっと休もうかなと思いつつも、覚醒しちゃったし獲物は獲物らしく逃げることに(笑)
1時間半ほどの滞在でした。
<今回はここまで>
ブログより、SR600の準備の方が大事なので今一更新が進まないです。
がまだすのスタート遊びに行こうかな。