2018年10月1日月曜日

BRM922熊本1000km南九州 本編その3

ラストに入る前に、熊本1000kmのRidewithGPSのデータをご紹介。

 PC3-佐多岬間
勾配グラフがプラス行ったりマイナス行ったりおかしい!

 枕崎-笠沙間
踏んだら痛そうな勾配グラフです。

長島

この3つの区間が中盤から終盤に来てました。
俺、頑張った(笑)

-起床から指宿へ-

パチっっと目が覚める。
何時だ?
5時かぁ、、お布団気持ちいいし、7時起床でも十分間に合うから。

ピピピピ(7時の目覚まし)

今度こそ起床です。
7時間半寝ました。
朝食を食べて、不用品を発送して出発です。
ホテル滞在は、9時間ほどになりました。
後で考えると、ちょっと寝すぎかな。
睡眠は6時間に留めて、Day4の睡眠時間に振り分けるべきだった。
次回があれば、検討しよう。。。。次回あるのかな(汗

指宿の通過チェックに向かって走り出します。
前日と変わらずに錦江湾の緩いアップダウンが続きますよ。
昨年、なんちゃってブルベのゴールで、N代表は「錦江湾と3号線は平坦だから~」的なことを言ってたけど、朝から騙された気分でいっぱいです。
まあ、それでもたくさん寝て気分爽快で進みます。

指宿の通過チェックに到着!
M崎さんが先着していて、バイクメンテしてました。
その後、Oさんもやって来る。
今回のブルベはこの二人の前後をずっと走ってたなぁ。
いつも二人に抜かれる側だったけど(汗
朝食はホテルで食べてたので、ここではアイスクリームだけ食べて再スタートしました。

-枕崎から野間岬-
この辺りから雨が降り出す。予報は曇りで降水確率20%だったけど、期待できない感じだけど、もうちょっと降り出すまで我慢することにした。
枕崎までは大体フラットで、枕崎着は10時半でした。
もうちょっと遅ければ、地元の料理店でカツオの味噌漬けを食べたかったけど開いてないのでコンビニで補給してそそくさと通り過ぎます。

野間岬へのアプローチ、キューシートには「ここからが逸品」の文字



逸品って何のことですかぁ?
焼酎?それともアップダウンのこと?
酒蔵で仕込みをしていれば、良い匂いがするけど、真横通るのかな。
なんてことを思いながら、アップダウンをこなしていく。

このアップダウンは50kmほど続いてて、獲得標高は1100mという中々凶悪な奴!
それでも宿泊が利いたのか、良いペースで走れて、どっちかというと楽しい♪
雨脚も強くなって雨フル装備になったけど、気温も低く快適でしたよ。

 到着!
13:15着ぐらいで2時間半の借金生活中♪

フードしないで走ってたら雨滴が耳に入って、ちょっと困ったw
早く借金は返済しておきたかったので、ここでは休憩せずにすぐに再スタート。

しばらく進んでいると、遠くの高い場所に工事現場が出現
 新しい道を作ってるんだよね(嫌な予感

少し進むと、
 あー道が繋がってますね(汗

それでも走っていれば、
これにて海岸線のアップダウン終了です。 

-吹上から長島-
町に出たところで補給を考えていると、旨くて速そうな地元のラーメン屋を発見!
ぽっとでのラーメン屋と違って、長いことこの地でやってそうな店構え。
これは旨い奴ってことで吸い込まれる。

美味しかった。
写真は無し、料理は熱いうちに食べないと!

さあ、お腹もいっぱいで低地を黙々と進みます。
低地であってアップダウンは続きます(辛い

R270アップダウン、R3の金山の登りをこなして、いよいよ川内へ突入!

ここで夕暮れです。

ん? いつの間にか日が沈んでる(驚き
Day3にもなって、時間感覚がおかしくなってきてる。。。
色々あったはずなのに、いつの間にか枕崎から川内までワープしている感覚w

恐るべし、1000km!
順調に距離感も時間感覚も壊れていきますw

川内では、牛丼を食べました。
MさんもOさんも同じく牛丼屋になだれ込んできた。
考えること同じです。
3日目にもなると、コンビニ飯では食欲が湧いてこなくなってきてる。
お腹が空いても、コンビニ飯で満腹は受け付けられない感じ。
そこで、エネルギー補給は粉飴で誤魔化します。

川内を越えて、いよいよ残り200kmを切る。
私はこの200kmを切ってからが本当に長かった。
もうすぐ終わる安堵感があるのだが、残り距離が気になって気になって、なかなか減らない感覚に囚われてしまった。

最後の山場、長島へ突入!(50kmで獲得900mぐらい)
私にとってこの長島の風吹くアップダウンはかなりつらかった。
本ブルベで唯一、バイクから降りようかと思った瞬間があったぐらいに辛かった。

『な〇と〇こ〇す』って言葉が本当によぎった。
ここ通さなくたっていいじゃん!
お尻痛いし!
コース設計者の拘りなんて、800km以上走ってきた人にはどうでもいいっす!

早く脱出したい!

もうほんとこれw

それでもバイクにしがみついて、
 道の駅長島 フォトチェック!

そうそう道の駅の男子トイレに、でっかいゴキブリがいたけど、ちょっと驚いただけで、「坂の方が怖いわ」と漏れたw
そのまま、トイレ前の廊下が暖かくて気持ちよかったので仮眠へ。
気づいたら5人ほどで仮眠してて、入ってきたY副代表が驚いてたw

最後の通過チェック、ファミリーマート長島は直ぐに到着。
(ようやく借金返済完了です)

ここで、k-coさん発見です。
やっぱり狩られていたかぁ、ホテルで9時間も止っていれば当然と言えば当然だけど、2時間後ろでスタートした人が同じ場所にいるプレッシャーって結構ですよ~。
でもまあ、今年のブルベで長い奴は大体先着されてたので、こんなもん。
走った距離は嘘をつかないのです。

k-coさんは先に行って、私も再スタートです。
スタートして直ぐで、先行していたN村さんがパンクの神様に見舞われてました。
暗くてうまく修理ができてなくて2回目のパンクらしい。
大丈夫そうなので、私はそのまま進みます。

猛烈な横風の橋を越えて、ついに長島脱出!
二度と来るかコノヤロウ!

-Finishへ-
たらたらと向かい風の中、熊本へ向けて北上します。
N村さんが追いついてきたので、向かい風きついので後ろにつかせてもらう。

良いペース♪

しかし、残念なことに再びN村さんのタイヤの空気が抜けてしまい離脱。

私は津奈木トンネルの手前で、猛烈な眠気が・・・・。
コンビニで補給と共に15分仮眠。
再スタートするもトンネルに着く前に再び眠気がやってくる。
今度は自販機の裏で15分仮眠。
トンネルは抜けたが、やっぱり眠い。
このまま走れなくはないが、目標はタイムでなくて認定の獲得であり、ゴール時間にも余裕がある。とにかく認定が欲しいよ~。
そんなことを考えていると、3号を外れた先で落ち着いた感じの鶴ヶ浜海水浴場に木のベンチがあるのを発見した。

ここで30分横になる。

ピピピピ!
シャッキーン!
今度はしっかり覚醒した手応えだ。
やっぱり木のベンチ最高♪
でも、寒いぞ18℃だ。

赤松トンネルを抜けて、日奈久の先にあったコンビニに寄るも、もう食べ疲れ。
肉まんを一個食べるのが限界で、甘いドリンクでエネルギー補給とする。

赤松トンネル先は霧の中でした

ややガス欠気味ながら、燃費走法で八代を通過。
日が登り通勤ラッシュの時間になる。
歩道が走れるところは歩道走行へ切り替える。

とにかく時間はあるので丁寧に。

さあ、いよいよ神山山荘手前の激坂だ!

その前に、暑いので下のセブンでガリガリ君を買う。
旨いw

山荘の激坂は難無くシッティングで登れた。

Finish!

代表にレシートと写真をチェックしてもらって、OKもらった瞬間の安堵と言ったらこれ以上なかった~。
そして、okdさんの冷たいお絞りも生き返った。暑かったので首筋冷やしたら、意識はっきりして最高でした。

後は、お風呂入って出てきたら、Oさんがギリギリでゴールして来てて「このコース引いたのは、馬鹿野郎だよ」的なことを言ってたのに爆笑w

最後は、okdさんにk-coさんと一緒に駅まで送って頂いて帰宅となりました。
本当に感謝しております。 <(_ _)>

今年もR熊本の皆さんありがとうございました。
ひど楽しい道ばかりでした。
これにて私の今年のブルベは終了となる見込みです。

-装備について得た経験-
防水バッグはいらないって結論に至る。
バッグの中身をしっかり個別にパッキングする方が便利だ。だって防水バッグの中には濡れたものは入れられないもん。でも、普通のバッグなら濡れたまま入れても勝手に水気が飛ぶし、個別パッキングしているから他の荷物は濡れない。
今回これを実践して、個別パッキングが効果的なことを確認できました。

4 件のコメント:

k-co さんのコメント...

熊本1000、お疲れさまでした。(^^
いやいや、本当に酷い(笑)コースでしたね。
 
FBにも書かれてましたが、1000という距離になると
走力云々の前に『絶対に完走したい』って気持ちが大事だと
つくづく感じましたよ。
 
今回ワタシも木のベンチには仮眠場所として何回もお世話に
なりました。
もしかしたらクロスさんと同じベンチもあったかも。ww
 
クロスさんとは次は忘年会でお会いする事になりそうですね。
お互いボロボロじゃない状態での再会を楽しみにしてます!(笑)

okd さんのコメント...

okd
熊本1000お疲れ様でした。
流石に出たとこ勝負的な走りだと1000は厳しいですね。
次からはクロス先生にならって緻密な走行計画を立てて出走したいと思います。

大忘年会の不用品じゃんけんに私のチェーンリング出すかもしれません。やっぱりお世話になった方に使ってほしいと思っています・・・

クロス@ANCHOR乗り さんのコメント...

k-coさん
今回ほど、完走するためにはどうしたらいいか?を考え続けたのは初めての経験でした。
木製のベットは最高です。思い返せば、初600kmの仮眠も木の床でした。絶妙な固さが腰をしっかりサポートしてくれて気持ちいいんです!

クロス@ANCHOR乗り さんのコメント...

okdさん
私が最初に計画を立てた時は、鹿屋でタイムアウトDNFでしたよ。それでは不味いので、適当に帳尻合わせただけの計画でした。それでも心の支えにはなりましたね。
景品はノーマルクランクですね!ザンネンザンネン、私の本命は食料品です。ブルベ味噌は絶品ですぞ。
私の景品は何にしようかな。未使用のリザーブタンクにしようかな。