2016年9月18日日曜日

レインウェアの補修

台風が秋雨前線を刺激して連日の雨ですが、
お外ロード復帰に向けて、順調にリハビリローラー練をこなす日々を過ごしています。
なんとなくですが、外で走れば100kmぐらいは走れるんじゃないかなと思うぐらい、ペダルの回転は快調ですよ~。

でも復帰への最大の壁は、

小股がサドルの上まで揚がらないこと!

700Cのロードバイクにサドル高72.5cmは、もはや壁以外の何物でもない。
ローラー練は、ソファーを踏み台にして跨ってます(汗

というわけで、毎日ストレッチで股関節の可動域を伸ばすのも欠かせません。
本当に来月、復帰できるかな。


さて、本題。
今日も雨で手持無沙汰な日曜の午後だったので、レインウェアの補修をすることにしました。

補修個所は下の画像の肩の部分です。


アップで撮るとこんな感じ。
小さい穴です。
小さい穴ですが、この穴が開いた時に私は大腿骨頸部骨折してます(涙)
当時、着ていた衣服のダメージってここぐらいなんですよ。
落車したら、服がボロボロになるの覚悟で、しっかり転がりましょう。

さて、補修再開です。
使うアイテムはコレ↓

GORE-TEXのリペアシートです。
レインウェアの裏地にアイロンして、接着するだけの簡単な奴です。
そそくさとやっちゃいます。

結果はこんな感じ↓

吃驚するぐらい綺麗にふさがりました。
人間の怪我もこのぐらい簡単に治ればいいのに!って思うぐらい楽勝でした。

近々に、肩や頸部にプロテクターが装着できるようにウェアを改修したい。

2016年9月4日日曜日

大腿骨頸部骨折から3か月が経ちました。

骨折から3か月経ち、今のところ経過は順調で日常生活は全く問題ないところまで回復しました。

今は転倒の危険がない固定ローラーを使用して、隔日で1時間のリハビリトレーニングをしています。最近はインターバルまでかけてますw


忘れないうちに、受傷から退院までの備忘録を書いておこうと思います。

~落車から手術まで~

落車直後は普通に立ち上がれて、しまったなと思いつつも、衣服の状態を気にしていたら、突然にガクンっと足に力が入らなくなり、再転倒し全く右足が動かなくなる。

(この時立ち上がらずに、そのまま病院に行っていたら治癒率は上がっていたかもしれない。たぶん骨のずれが大きくなった。)

あーこれはやってしまったなと動転していたところへ、イワナミさんが駆けつけてくれて救急車の手配や事故処理をして頂けました。自転車もタイカンさんに回収をお願いしてみるとのことで、事故直後のいろいろな心配を本当に少なくして頂けました。感謝です。

さて、救急車に乗り新水巻病院へ。
MRIして、足の骨以外は大丈夫そうとのことで、股関節のレントゲンを撮りました。その後、整形外科の先生が骨折の状態を説明してくれました。

大腿骨の付け根の部分の骨折で、股関節の関節包の中の部位で折れているとのこと。関節の中は骨膜というのものがなくて治りが非常に遅く、ほかの骨折の3倍ぐらい時間がかかるし、うまく骨が癒着しないこともある。さらに、あなたの場合は折れた部位の骨がずれているので、大腿骨の骨頭への栄養血管を損傷している可能性もあって、将来的(半年から数年後)に大腿骨の骨頭が陥没してくる合併症の恐れがあるとのこと。
すでに治癒率が低い状態なので、高齢なら人工骨頭への置換手術だけど、若いのでまずは自骨での治癒を目指して、少しでも治る確率を上げるために本日中に緊急手術をしましょうとのことでした。
ようするに、骨折の中でも治らない可能性の高い超重症とのことでした。

(後で知ったのですが、自転車での転倒の骨折の5%ぐらいは大腿骨頸部骨折らしいです。ヒビならほとんど治るのだけど、痛みを感じにくいらしく重症化してから運び込まれる人が多いとか。完全骨折で骨のずれがなければ9割以上が治癒し、ずれていると合併症の発生率がぐっと上がり7割ぐらい、開放骨折だと5割程度らしい。)

この後、ひと悶着あって水巻病院だと自宅から遠いので、福岡徳洲会病院が受け入れてくれるとのことで、そちらへ転院して手術のほうが良いでしょうとの計らいで、転送されることになりました。

転送待ちの間、凹んでいるところへタイカンさんがお見舞いに来てくれました。すごく気持ちが上向いたのを覚えています。感謝です。

そして、徳洲会病院でその日のうちに手術となりました。

全身麻酔って、本当にストンと意識が飛びますね。
麻酔かけますね~と聞こえてから、10秒もしないで意識がなくなりました。
そして、時間がたった感覚なしに手術終了とともに目が覚めて、めちゃくちゃ寒いw

がくがくブルブル、、、あんなに震えたの初めてでした。
術後1週間は38度ぐらい熱があったし。


~完全免荷6週間、そして退院~

免荷しない病院もあるらしいけど、福岡徳洲会は6週間の右足完全免荷でした。
自宅療養もNGでした。

初めての入院は、とにかく暇!

数少ない楽しみはリハビリw

リハビリを担当した理学療法士のNさんは、明るい方で気持ち的にも結構救われました。

リハビリのない時間は暇だなぁと、ぼぉーとしていたら、、、

ひげのH先生(ランドヌール)登場で、あせったw

事前に、たいかんさんから福岡徳洲会の医師にランドヌールがいるよ言われていたけど、本当にご登場でびっくりでした。その後、HさんからツールのDVDやら色々貸して頂いて、一気に入院生活が忙しくなりました。感謝です。(借りている本返さなきゃ)

週末には、だれかしたらお見舞いに来て頂いて、気持ちを支えて頂きました。お見舞いって、すごい大事ですね。とても嬉しかった。今度誰かが入院したら、必ずお見舞いに行こう。

その後は、一か月ほどで原病院へ転院し、そちらでみっちりリハビリをしながら、さらに一か月後に無事退院となりました。原病院の入院生活は、結構楽しかったな。

<徳洲会入院中のリハビリメニュー>
理学療法士さんとの40分程度のストレッチと筋トレ
セラバンド(ゴムバンド)を借りて、自主的に右足全体を筋トレ 朝夕 各10分
リストウェイト(4㎏)を右足首に巻いて、足の曲げ伸ばし筋トレ 朝夕 各5分
松葉杖歩行(有酸素運動) 朝夕 各15分

<原病院入院中のリハビリメニュー>
理学療法士さんとの午前午後 各1時間のストレッチと筋トレ、歩行練習
病院のトレーニング器具を使って、30分程度の筋トレ(有酸素運動を意識して)
リストウェイト(4㎏)を右足首に巻いて、足の曲げ伸ばし筋トレ 朝夕 各5分
松葉杖歩行(有酸素運動) 朝夕 各10分

とにかく、入院中も有酸素運動を何とか続けるように頑張ってました。
大腿骨骨頭への血管が損傷していたら、どうにもならないのだろうけど、個人でできる血流改善と言ったら有酸素運動だ。
自転車乗りが、血流で負けるわけにはいかない!

というわけで、自転車やめたら骨頭が壊死する気がするので、乗れなくなるまで自転車をやめられなくなりましたw